2012年6月22日金曜日

CLAZY KEN BAND LIVE at YOKOHAMA BLITZ

会社の先輩のおかげで急きょ行けることになったCKBのライブ。
愛のある素晴らしいステージであった。
そして3時間の長丁場を通して、CKBがいかにすごいバンドかということを十分思い知った夜だった。

この日は蒲田の立ち飲みや「うなぎ家」のマスターおよびその常連さん合わせて8名と、
そして同じく蒲田の立ち飲みや「豚番長」のマスターおよび関係者の合計8名の16名でのライブ参戦であった。
CKBファンがこれだけ集う蒲田ってすごい・・・。

開演前、会場はパツンパツンである。
やはり平均年齢は高めで40、50代の方が多い。

ライブが始まって最初の1曲目はインストナンバーである。
剣さんはまだ出てこない。

2曲目から登場。トム・ジョーンズのカバー「よくあることさ」を緩めにカバーしての登場だったと思う。
真っ白なスーツスタイルがまぶしい。
マイクを握りしめながらコブシのきいた歌声を連発するその姿はなんとも情熱的でありそして粋な感じもした。

全体を通してみるとやはり新作「イタリアンガーデン」の曲が多かった。とはいえ、「不良倶楽部」「BIBIMBOP」「夏っ子」「夕凪」「マカロニン・イタリアン」の5曲くらいで、メインというわけではなく、旧作からもまんべんなくやっていたように思う。

個人的に大好きな曲もたくさんやってくれて大満足。
序盤で披露された名曲「タオル」は、歌詞についてベースとなったプールなど、その元ネタを剣さん自身が長く語ってくれたあとに披露された。
このほかにも歌詞についての説明は割と長めでどれもとっても面白かった。そしてこの説明MCを聴いていると、いかに横山剣が日本のアーティストの中でオンリーワンな、ダレも追随できない唯一無二の作詞家であるかということがわかってくるのであった。

その場で客のリクエストにこたえて曲を演奏するコーナーもあり自らを「人間ジュークボックス」と称して3曲を披露。
後半にもこのコーナーはあった。

2年前のアルバム「ミントコンディション」から「漢江ツイスト」をやってくれたときは感動したなあ。この曲大好きなのだ。サビで炸裂する「♪いいいるだろおおおおう♪」の魂こもったシャウトが素晴らしい。

「昼顔」では「♪~奥さんのためなら~♪」の「奥さん」の部分を会場の女性のお客さんの実際の名前に変えて歌い上げるというサービスもあった。

このほかいろいろあったが1曲1曲が非常に濃厚な世界観を持っているので書ききれないほどである。

終盤はヒット曲や昔の名曲など、重要な曲が連発。
「タイガー&ドラゴン」「発光!深夜族」などを披露してから「GT」で本編は終了だったと思う。あんまり自信はないけど。

1回目のアンコールでは「シウマイ娘」をやってから
次が「香港グランプリ」だったと思う。

2回目のアンコールでは聴きたかった「生きる」をやってくれた!!!
震災後のいまだからこそ胸に響く超名曲であると思う。

終わってみると時間は22時!!!
3時間にもおよぶ長丁場。
ビビンバ、焼売、香港、韓国、ヨコハマ、ヨコスカ、演歌、ソウル、ファンク、ロック、めくるめく横山剣の詞の世界を堪能するとともに、それを見事に音で表現するバンドサウンドに圧倒された3時間。すっかり魅せられてしまった。
そして何より剣さんの人柄が素晴らしい。単にかっこいいだけではなくて、愛とやさしさを感じるんだよなあ。

CKBのワンマン、これからもまた行きたいなあと思った。
以上、イイネ!!!なライブであった。

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